私は3・4年前から難聴です。
最初はテレビのボリュームの音量が大きくなり家族から煩いと言われてましたが、一昨年小三治独演会を聴きに行った時に中ほどより前の座席でしたが小三治さんの声が聞こえにくく「もうちょっと大きな声で喋れや」と思っていたら周囲のお客さんは笑ってるんで、これは不味いと思い耳鼻科を受診しましたが「難聴です。補聴器をするほどではないが加齢ですから治療はありません」と言われ諦めていました。
普段の生活も相手の言葉に聞き直すことが多いんですが、落語を演じてる時にお客さんの笑いの声が今までのようにドッと聞こえにくいので受けてるのかな?と不安になったり、何よりお客さんの反応を見ながら間をとったり噺のメリハリを付けたり、アドリブを入れていた私には不完全燃焼の落語で謂わばストレスの溜まる高座が続いていました。
広島出身のプロの落語家さんが落語家にとっては難聴は厄介であると言われてたことがあります。
その時は何も思いませんでしたが自分がそうなると大変です。
そんな中、昨年9月の県民文化センターホールで高座に上がった時にお客さんに「大きな声で笑ってくださいよ、私最近難聴ですから」と言ったのを聞かれたいつも聴きに来られる常連の鍼灸師の先生から後日電話が入り「ジャンボさん難聴なん?いっぺん騙された思うて来てみんさいや」と言われました。
私はそれまで針治療をしたこともなく難聴に効くことはあるまいとと思ってましたが、折角言われるのだから1回だけでも顔を出そうかと思い治療をしてもらったらなんと1回目からかなり改善されました。
今では一番よく聞こえてた症状の時を10、聞こえ難くなってたのが6とすると8から9ぐらいまで戻って日常生活でも問い直すことも少なくなり、高座でも以前のような不安はなくなりまた。針治療のお陰す。
患者さんは県外からも来られ、4床ある診療室も常に満室です。
先生ありがとうございます。
このお礼は落語で御返しします。